AIエージェント導入編|2026年11月8日(大阪)

AI時代のセキュリティ
完璧には守れない。だから、破られる前提で守る

10月の1か月分と11月の最新の動きを一まとめにして、今日からやることまでを1枚にしました。数字は11/8時点で確認できた範囲です。

10月の集計止まらない11月アララドコモGMO会見佐川タイムズPHP国の動き3段の守り今日からの基本AIエージェント
110月の1か月を集計すると

10月の31日間で、公表された情報漏洩は 314件

314件
10/1〜10/31に公表された事案
約4億件
件数を単純に足した数(試算)
38件
そのうち100万件以上の事案
6月7月8月9月10月11月 2015193431464 6日まで
  • 10/25にお見せしたときは198件(23日まで)。その後の公表と集計の追加で、月全体は314件になりました
  • 100万件以上の大きな事案だけで38件
  • 314件のうち153件は委託先経由。自分が使っている会社ではなく、その取引先から漏れています
  • 名前・住所・電話番号・メールアドレスは、もうどこかに出ている前提で考えたほうがいい
数字の読み方。約4億件は一覧の件数を足した試算で、件・人・メールアドレスの単位が混ざり、「おそれ」「重複」を含みます。4億人が被害にあった、という意味ではありません。メール配信2社の親の数字(アララ・ユミルリンク)は利用企業の数字と重なるので、2社を除くと約2億7,000万件です。
元の一覧には「月によって調べた量に差があるため、月別の件数は傾向の目安」とあります。棒の差がそのまま攻撃の増え方を示すわけではありません。
10月の100万件以上、38件を見る
順公表日組織件数
110/29アララ(メール配信)8,132万9,467件
210/1佐川急便最大 約5,323万件
310/19ユミルリンク(メール配信)延べ 5,162万8,280件
410/30良品計画(MUJIアプリ)最大 約2,726万件
510/15ソースネクスト2,251万9,960件
610/9skyticket約1,464万件
710/22カプコン(全世界の合計)1,177万4,247件
810/15バーガーキング公式アプリ約1,118万件
910/5焼肉きんぐ1,078万8,963件
1010/8第一興商約872万4,000件
1110/29アイリスプラザ約770万人分
1210/13銀のさら・釜寅ほか最大 約650万件
1310/9ブックオフ642万7,735件
1410/23FXなび(グリーンモンスター)約619万件
1510/17Joshin最大 約600万件
1610/2ヤマト運輸(クロネコ代金後払い)約526万件
1710/20ふるさとチョイス445万4,097件
1810/31クラブツーリズム約432万件
1910/28花キューピット423万8,242件
2010/16コミックシーモア(システムログ)最大 約420万件
2110/9バイトル最大 388万5,771件
2210/17リクルート(カーセンサーnetほか)最大 370万9,551件
2310/23リンツ(オンラインショップほか)314万7,377件
2410/13アルカディア(自治体の防災メールなど)最大 約313万6,000件
2510/26楽天トラベル最大 約260万件ほか
2610/27So-net/ドコモ光 plala(Sコース)合計 258万5,481件
2710/23アンドエスティHD約250万件ほか
2810/30松屋(松弁ネットほか)237万7,127件ほか
2910/8ローソン215万5,345件
3010/16日本経済新聞社約183万件
3110/6ミスターマックス最大 173万5,154人
3210/23Value Card(ペイクラウドHD/バリューデザイン)142万4,748件
3310/19阪急阪神百貨店ほか約126万件
3410/30ワールド(ティンパンアレイ)延べ 約120万件
3510/8NewsPicks約117万件
3610/23モスカード113万3,070件
3710/5ホワイトエッセンス約105万アカウント
3810/24ピッコマ(メールマガジン)100万2,404件

JR東日本・JR九州は、その後「漏えいの事実は確認されず」と更新されたので除いています。

出典:satimo-blog「2026年 国内の情報漏えい・サイバー攻撃一覧」(11/7更新・個人のブログの集計で、全件ではありません)。約4億件は、一覧の件数からまなつ(AI秘書)が単純に足した試算(約4億445万件)。別の集計では、9〜10月の主要案件で延べ約4.48億相当件という数字もあります(セキュリティ対策Lab)。
2止まらない情報漏洩

11月に入っても止まらない。6日間で64件

64件
11/1〜11/6に公表された事案
14件
そのうち100万件以上
50件
そのうち委託先経由
11/111/211/311/411/511/6 22814182
  • 大きい順に、アソビュー 1,582万件・ビックカメラほか 1,520万件・GMOメイクショップ 約1,260万件
  • ノジマ 約700万件・ほっともっと 最大約700万件・モス 751万件・食べログ/価格.com 約570万件・@cosme 約300万人
  • 日用の買い物、外食、スマホ。ふだん使っている名前ばかりです
  • 64件のうち50件が委託先経由。理由は次の場面で
一覧は11/6公表分まで。集計に追加が続くので、11/6は少なく見えていて、これからも増えます。件数は重複や「おそれ」を含み、人数ではありません。
11月の100万件以上、14件を見る
順公表日組織件数
111/3アソビュー(アララ経由)1,582万1,184件
211/2・11/6ビックカメラ・コジマ・ソフマップ(アララ経由)合計 1,520万4,757件
311/5GMOメイクショップ(アララ経由)約1,260万件
411/4モス WEB会員(アララ経由)751万7,087件
511/2ノジマ約700万件
611/4ほっともっと(メールマガジン・委託先経由)最大 約700万件
711/5カカクコム(食べログ・価格.comほか・アララ経由)約570万件
811/2プレステージ・インターナショナル最大 約550万件
911/2アイスタイル(@cosme)約300万人
1011/2TKC(アララ経由)最大 223万812件
1111/4ちょびリッチ(アララ経由)134万8,525件
1211/5日本サブウェイ(アララ経由)最大 110万7,494件
1311/2ファンくる103万741件
1411/5ARTPASS(アララ経由)最大 約100万件
出典:satimo-blog(11/7更新・11/6公表分まで)。ビックカメラほかは同社グループの第2報(11/6)で更新。全件の一覧は別ファイルにまとめてあります。
3アララ

メール配信の1社が破られ、最大約380社に広がった

アソビュー ビックカメラ メイクショップ モス 食べログ IIJmio 松井証券 三井住友銀行 メール配信アララ
8,132万9,467件
持ち出されたメールアドレス(重複を除く・人数ではありません)
  • 10/29に公表。調べるほど広がり、サーバー97台・最大約380社の環境に及んだ(第2報)
  • うち約4,704万件は、メールアドレスのほかに属性情報なども(中身は契約企業によって違います)
  • サービスを悪用して、最大約713万通の不審メールも送信された
  • 「アララメッセージ」の提供はすべて停止。再開は未定
  • 10月にも別の配信会社ユミルリンクで延べ5,162万8,280件。同じ形が続いている

物販の人は、守られる側にも預ける側にもなる

お客さんとして:聞いたことのない会社から漏れていることがあります。なじみの店の名前で届くメールも、まず疑ってください。
売る側として:メイクショップでは、ショップの会員・注文者のメールアドレスが約1,260万件流出しました(パスワード・カード情報は対象外)。ネットショップやメルマガのサービスを使っている人は、そのサービスの公式のお知らせを確かめてください。

各社の件数はアララ全体の内数なので、足さないでください。出典:アララ第2報(11/2)・第3報(11/6)、GMOメイクショップ(11/5)、ビックカメラほか第2報(11/6)、satimo-blog。
4NTTドコモ

件数は最大約30万件。でも、中身が重い

My docomo オンラインショップ 手続き停止中 氏名・生年月日 住所・電話・メール 本人確認書類の番号 携帯番号・契約内容 一部の方:口座番号など
  • 11/4に不正アクセスを確認し、11/5午前1時5分頃からドコモオンラインショップとMy docomoの手続きを停止
  • 流出を確認。最大約30万件(個人20万4,157件・法人9万682件。ケータイ Watchの報道)
  • 本人確認書類の番号と契約内容が全員分の項目に。一部の方は金融機関名・口座番号なども
  • カード番号は流出していないと説明(報道)。パスワードは発表された流出項目にありません
  • 原因と侵入経路は調査中。復旧は未定(第3報・11/6)。お見舞いは検討中(報道)

これから来るのは「本物らしい」連絡

個人の対象者には11/6から順次SMSで案内が始まっています(報道)。だからこそ、ドコモを名乗る連絡でも本文のURLは押さない、添付は開かない、パスワードやカード情報を入力しない。契約番号や本人確認書類の番号を言われても、本物とは限りません。
確かめるときは、公式サイトか特設ダイヤル 0120-451-360(午前9時〜午後8時)へ。

別の件と混ざりやすいので注意:10/27公表のドコモ光 plala(Sコース)44万3,495件はSo-net経由、11/5公表のドコモSMTBネット銀行 最大12万2,635人はSMBCコンシューマーファイナンス経由です。出典:NTTドコモ第3報(11/6)・ケータイ Watch(11/6)。第4報は11/8時点で確認できていません。
5GMOインターネット 11/2の謝罪会見

2年前に指摘されていた。侵入に約2か月半、気付かなかった

自動売買24時間稼働中 借りているサーバー 攻撃者 証券・FX会社の口座 2秒
  • FXの自動売買に使う仮想サーバー「お名前.com デスクトップクラウド」。影響の可能性があるサーバーは最大2万6,739台
  • 被害者の一例:2秒ほどで400万円超の損失。約2分続いて、損害は600万円超(朝日新聞・10/23。全体の被害額ではありません)
  • 熊谷正寿代表が「お客さまをお守りすることができず、誠に申し訳ありませんでした」と謝罪。SNS投稿も「配慮が欠けておりました」
  • グループ会社の専門家の指摘を「生かすことができませんでした」と認めた
  • 関係役員4人の月額報酬を12月支給分から3か月減額(30%〜20%)
  1. 2024年4月グループ会社の専門家が課題を報告。緊急メンテナンスを4回したが、対策は十分ではなかった
  2. 8/5攻撃者がサーバーに侵入し、管理者アカウントを盗む
  3. 8/17その権限で、管理サーバーに侵入
  4. 9/20〜10/14管理サーバーを通じて、お客さんのサーバーに不正なプログラムを置く
  5. 10/19〜20お客さんの問い合わせで調査を始め、不正なプログラムを確認
  6. 10/21公表。同じ日に、約80億円を要求する脅迫メール(要求額で、被害額ではありません)
  7. 10/24損失の補償、利用者全員に一律5,000円のお見舞いを発表。政府に能動的サイバー防御の適用を要請
  8. 10/27攻撃者とみられる者による情報の公開を確認。1公開あたり上限300万円の特別お見舞金と、総額100万米ドルを上限とする懸賞金を発表
  9. 11/2初めての記者会見で謝罪
  10. 11/6不正取引の損失の補償について、個別連絡を開始

今日いちばん伝えたいこと

自動売買のサーバーは、「人がいない間も、自分の代わりに口座を動かせる」仕組みです。乗っ取られたら、犯人も同じことができます。
今日つくるAIエージェントも同じ。任せる範囲が広いほど、鍵を取られたときの被害も広くなります。

攻撃者は「70を超える証券会社・FX会社など」の口座への不正操作の継続を示して脅していますが、これは脅迫の中身で、実際に操作された数ではありません。被害の総額・口座数は公表されていません。能動的サイバー防御は、GMOが適用を要請。11/8時点で確認できた範囲では、政府は適用の有無を公表していません。
グループでは別の事案も公表されています:GMOトラスト・ログインの設定ミスで約9年間閲覧できる状態(2,492社・4万5,030人)、GMOペイメントゲートウェイの69件。出典:ITmedia・日経クロステック(11/2)、GMO第4報・第12報・11/6のお知らせ、朝日新聞(10/23)、J-CAST(11/5)。時系列の8/5〜10/14は報道にもとづきます。
6佐川急便

荷物を受け取っただけで、対象かもしれない

送り状 氏名・住所・電話 ? ? 依頼主(あなた) 届け先(お客さん)
最大 約5,323万件
上場企業の漏えいとして過去最多(東京商工リサーチの集計)
  • 荷物の配達状況を調べるサービスに、不正アクセス
  • 6月21日〜9月30日に扱った荷物の依頼主と届け先の氏名・住所・電話番号
  • カード情報・パスワードは含まれないと発表
  • 重複を一定程度整理した最大値で、なお重複を含み、人数ではありません
  • 10/23の第5報以降、件数の更新は確認できていません(11/8時点)

物販の人は、2回対象になりうる

商品を送ったときの届け先=お客さんの住所。仕入れや通販で受け取ったときの届け先=あなたの住所。
本物の住所入りの「不在のお知らせ」SMSが来ても、リンクは押さず、公式アプリから確かめる。

7タイムズカー

免許証の画像が漏れて、お見舞いは 3,000円

会員サイト 運転免許証 3,000円 変更できません
  • 外に送られた痕跡があるアカウント情報 662万8,007件(氏名・住所・生年月日・免許の情報など)
  • 免許証などの本人確認書類の画像 146万4,800件にも、外に送られた痕跡(画像の件数)
  • その持ち主に 3,000円相当 のお見舞いを発表(10/23・内容と渡し方は検討中)
  • 「金額が低すぎるのではないか」と指摘し、年内の提訴を目指す弁護士も(報道)
  • 保有する画像は10月末までに削除すると発表。完了の報告は確認できていません(11/8時点)

パスワードは変えられる。顔写真・住所・生年月日は変えられない

漏れた画像は、なりすましの借金や口座開設に使われるおそれがあります。
信用情報機関(CIC・JICC・全国銀行個人信用情報センター)には、「本人確認書類が漏れた」と登録できる本人申告制度があります。ただし審査の参考にされるだけで、悪用を必ず防げるわけではありません。

8PHPの穴

世界のサイトの約7割を動かす部品に、大きな穴

69.3% PHPを使うサイト あなたのショップ・HP PHP 穴があります
  • PHP=サイトを動かす部品。サーバー側の言語が分かるサイトの 69.3% が使う(W3Techs)
  • ログインなしでサーバーを乗っ取られるおそれのある、深刻な穴が2件(深刻度 9.2/10)
  • 10/21に修正版を公開。ところが公開の前に「穴があること」が外に漏れ、公開が1日早まった
  • 高市首相がXで「大至急のお願い」。IPAも注意を呼びかけ、サイトの一時停止が相次いだ
  • その後の動き:米国の政府機関CISAが10/26、実際の攻撃に使われた穴のリストに登録

やることは1つだけ

WordPressなどで自分のショップ・ホームページを持っている人は、作った人かサーバー会社に「PHPの更新は済んでいますか?」と一言聞く。自分で直す必要はありません。Amazonなどのモールの中だけで売っている人は、モール側が対応します。

IPAは10/27時点で「国内での攻撃被害の事例については把握しておりません」と書いていますが、今も被害がないという意味ではありません。出典:JPCERT/CC・IPA(10/21〜10/27)・CISA(10/26)・W3Techs。
9国の動き

国も動いた。でも、自分の守りは自分で

政府は11/6の関係閣僚会議で「サイバーセキュリティ緊急対策パッケージ」を決め、予備費 約100億円を措置しました。

柱 1

AIも活用した基本的な対策の徹底

柱 2

情報収集・集約、捜査・分析体制の強化

柱 3

サイバー攻撃への対処の戦略的な実施

柱 4

被害者支援・被害拡大防止策の強化

国の仕組みが整うには時間がかかります

パッケージの多くは、これから立ち上げるものです。その間も、偽メールは今夜届くかもしれません。だから、自分の側でできることを、今日のうちに。

出典:首相官邸(11/6)・緊急対策パッケージ案(内閣官房)・ビジネス+IT(11/7)・innovaTopia(11/7)。
10なぜ防げないのか

守る側は、全勝しないと負ける

1つで十分
  • 守る側:すべての窓に鍵をかけないといけない
  • 攻める側:開いている窓を1つ見つければいい
  • 大きなシステムは、窓とドアが何万個もある屋敷。全部を把握している人はいない
  • AIは、人間が何十年も見つけられなかった穴を見つけられるようになった。その力が、攻める側にも渡った
  • 本物の住所や注文番号入りの偽メールを、自然な日本語で大量に作れる
11補償の現実

お金は戻っても、漏れた情報は戻らない

3,000円 5,000円 住所 電話 免許証 補償・お見舞い ネットに残り続ける 戻りません
GMOは不正取引の損失を別に補償します。公開された情報に本人の情報が含まれた人には、特別お見舞金もあります。ドコモのお見舞いは検討中です(報道)。

だから、会社の対策を待つだけでは足りない

漏れた情報は、次の詐欺の材料になります。自分の側でできる守りを、自分で持っておくことが大事です。

12考え方を切り替える

完璧には守れない。だから、破られる前提で守る

① 鍵 ② 小分けの金庫 ③ 防犯ベル

これまで:完璧に守る → これから:破られても、売上と信用を失わない

火事を前提に暮らす人も、火の元の確認はやめません。そのうえで消火器と火災報知器を置きます。あきらめるのではなく、備えを3段に分けるということです。

1段目

入られにくくする

パスワードを使い回さない・2段階認証・急かされたら止まる

2段目

入られても、被害を小さくする

バックアップを切り離す・AIに入れるものを線引き

3段目

入られたら、すぐ気づいて動く

入金先・ログインを定期的に見る・引っかかったらすぐ連絡

13今日からやる基本

効くのは、地味な基本

① パスワードを使い回さない

1つ漏れたら、同じパスワードの扉が全部開く。まずはAmazon・Gmail・銀行の3つから。手帳に書くのはやめて、管理アプリに任せる(Googleパスワードマネージャー:無料/1Password:有料・講師が利用)

② 2段階認証(できればパスキー)

Gmailには必ず。Amazonの通知もパスワードの再設定もメールに届く。メールを取られると全部取られる。セラーセントラルは、コードが届く電話番号が今の番号か確かめる

③ 急かされたら、一度止まる

「停止」「至急」「口座変更」「不在のお荷物」は、まず疑う。メールやSMSのリンクは押さず、公式アプリから自分で確かめる。振込先の変更は、いつものチャットや電話で本人に確かめる

④ 大事なデータは、切り離して保存

仕入先リスト・原価表・商品画像・売上の記録。外付けのハードディスクに保存したら、パソコンから抜く

⑤ AIに入れるものを線引き

公開済みの商品ページはOK。仕入先とのやり取りは会社名・金額を消して。お客さんの住所氏名・パスワード・口座・原価の一覧は入れない

⑥ 月に1回、見に行く

セラーセントラルの入金先口座と、Googleアカウントの「最近のログイン」を見る。破られる前提なので、破られていないか見に行く

14AIエージェントを入れる人へ

「見回りの目」は渡しても、「金庫の鍵」は渡さない

あなた(鍵を持つ) AIエージェント 読むだけ・見回り 外から来た指示 「情報を送って」
  • 今日つくるAIエージェントは、パソコンの中を見て、代わりに動いてくれる。GMOの自動売買サーバーと同じく「自分の代わりに動ける」仕組み
  • APIキーやパスワードを、プログラムや指示文に直接書かない(専用の設定ファイルに分ける)
  • 渡す権限は必要な分だけ。まずは「読むだけ」から
  • 送信・削除・支払いは、毎回自分で確認してから
  • 24時間動かすサーバーや自動化ツールにも、2段階認証と更新
  • エージェントが読んだWebページやメールに、悪い指示が仕込まれていることがある。外から来た文章の指示には従わせない
15「漏れたかも」のとき

慌てず、公式から確かめる

こうなったらやること
ドコモを使っている案内のSMSや不審な連絡のURLは押さない。確かめるのは公式サイトか特設ダイヤル 0120-451-360(午前9時〜午後8時)
メルマガを受け取っていた店から「漏れた」と知らせが来たメールアドレスが狙われる。その店を名乗るメールのリンクを押さず、公式サイトやアプリに自分で入って確かめる
ネットショップやメルマガのサービスでお客さんのアドレスを預けているそのサービスの公式のお知らせで、対象かどうかを確かめる。迷ったらサービスの窓口へ
佐川急便で荷物を送った・受け取った偽の不在通知に注意。確認は公式アプリ・公式サイトから
タイムズカーの会員だった会社からの案内を待つ。必要なら信用情報機関の本人申告制度を検討
GMOの自動売買サーバーを使っていた証券・FX会社の口座に、身に覚えのない取引がないか確かめる。補償の案内はGMOの公式で確かめる
カード情報を入れてしまったカード会社に電話して、カードを止める
パスワードを入れてしまったそのパスワードと、同じものを使っている他のサービスも全部変える
どうしていいか分からない消費者ホットライン 188/警察の相談窓口 #9110
メールやSMSに書かれた連絡先・リンクは使わず、普段使っている公式の窓口から連絡してください。
16今日の2行

守る側は、全勝しないと負ける

だから、破られる前提で、困らない形にしておく

今夜やること

パスワードの使い回しを1つやめる。Gmailに2段階認証を入れる。それだけで、いちばん大きな窓が1つ閉まります。